こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜 というパズルゲームを紹介します。画家を目指す女性が自身の思い出を掘り起こしながら絵を完成させるストーリーです。ジブリ映画のような落ち着いた雰囲気と滑らかなアニメーションが魅力的な作品なので、気になった人は覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜 |
対応機種 | Steam, PS4, Nintendo Switch, IOS |
価格 | 1,500円(Steam), 1,320円(PS4, Switch), 900円(IOS), 730円(Android) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Silver Lining Studio / Akupara Games, Akatsuki Taiwan In |
一言 | 絵をかける人って本当に凄い。 |
ストーリー
夢を目指す画家となり、直接筆を取って絵を完成させていく謎解き型のゲームです。時には無愛想な隣のお爺さんや勝手気ままな猫に振り回され、時には仕掛けを解いて必要な色を揃えて。色とりどりの思い出たちはやがて画布の上で一つに繋がり、キャンバスの向こう側にある、あの頃の懐かしい記憶を呼び覚まします。
こんなゲーム
ポイント&クリック形式の謎解きゲームで、画家の女性を操作して自身が忘れている秘密を解き明かします。操作はクリックのみで、周りを見渡す、物を掴む(置く)、気になるところを調べる、絵に色を塗るを行います。
まずはカセットテープで音楽を流し、朝ご飯を作ることから1日が始まります。家の中にはたくさんの絵や画材道具があります。一部の絵は未完成で、正しい場所に色を塗ることで現実世界に変化が起きたり、絵から謎を解くためのアイテムやヒントが出現します。
計6つのチャプターから構成されており、エンディングまでは1.5時間程度と短編の作品でした。ストーリーは一本道でやり込み要素はありませんが、もう1人の男性が主人公のサブストーリーDLCが用意されています。
おすすめポイント
・ジブリテイストな映像作品
ストーリーやアニメーションはどことなく、スタジオジブリの映画を彷彿とさせるクオリティです。主人公の部屋の雑多な家具の配置や自由な時間の使い方、近隣住人や動物達とのフランクな関わり方は見ていて心地が良いです。夢に向かって努力を続けたり、常に元気のある主人公の姿にプレイヤー自身も励まされます。
ストーリーはシンプルながら、ほろ苦い男女の友情を描いた短編アニメです。パズルは簡単でサクサクと解き進めることができますが、ストーリーに合わせてゲーム画面からアニメーションへ滑らかに切り替わり、見入ってしまいます。自由で陽気な主人公の暮らしぶりや過去の思い出を振り返りつつも前向きに生きようとする姿から元気をもらえました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・綺麗なビジュアルに惹かれた人
・シンプルなストーリーやパズルが好きな人
パズルゲームというよりはストーリーや映像作品を楽しむ作品です。スタジオジブリのような雰囲気のアニメーションや綺麗なビジュアル、裏表のないシンプルなストーリーに惹かれた人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・パズル要素に期待している人
・コストパフォーマンス重視の人
パズル要素はおまけ程度です。あくまでも映像作品としての色が強いため、ゲームとして楽しめるものではないのでご注意ください。また、ボリュームもDLC込みで2~3時間程度で完全クリア完了と控えめで、何度でも遊べるような作品ではありません。コスパ重視の人にもおすすめすることはできません。
ここに注意!
ゲームというよりは短編アニメや映画寄りの作品です。
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総括
画家を目指す女性が、自身の思い出に触れ合うスパズルゲームです。ボリュームと難易度は控えめでどちらかというとパズルよりも心温まるストーリーや綺麗な映像を楽しむ作品でした。ほっこりできる作品なので、気分が落ち込んだ時や激しいゲームに疲れてしまった時に遊んでみることをおすすめします!
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