こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Battletoads という2Dアクションを紹介します。1993年にイギリスのレア社より発売されたシリーズ作品の最新作で、日本では27年ぶりの新作となります。当時から好評となっていたベルトコンベアー形式のアクションと綺麗なアニメーション、シュールな展開ウリの作品です。3人で遊ぶことができる貴重な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Battletoads(バトルトード) |
対応機種 | Steam, XBOX |
価格 | 2,350円 |
プレイ人数 | 1~3人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Dlala Studios / Microsoft Studios, Rare Ltd |
一言 |
ストーリー
バトルトードの3人(ラッシュ、ジッツ、ピンプル)を操り、悪者を成敗するお話。前作までの敵だったダーククイーンとも協力をして宇宙の危機を救いに行こう!
(ストーリー部分は日本語字幕に対応しておらず、シナリオを全く汲み取れませんでした・・・)
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションです。バトルトードの3人(ラッシュ、ジッツ、ピンプル)を操り、悪者の成敗を行います。本作は通常のベルトコンベアー形式の戦闘と様々なミニゲームが混ざった作品です。それぞれについて簡単に解説します。
■ベルトコンベアーアクション
ベルトコンベアー形式のアクションでは、出現する敵を倒して全滅させながら先に進んでいきます。操作は移動・ジャンプ・通常攻撃・必殺技・舌を使った敵の引き寄せや軸の移動などがあります。イメージは掴み・装備・アイテムの無いくにおくんシリーズといった感じで、敵の位置と軸を合わせながら攻撃を当てていきます。
道中には簡単なミニゲームやパズルゲームが用意されています。みんなで協力するもの、各プレイヤーが個別にトライするものが用意されていますが、全体的に難易度は優しめです。閃き力が必要な物、瞬発力が必要なもの等、バラエティに富んだ構成となっているため、3人で盛り上がることができます。
体力がなくなって倒れてしまっても一定時間内であれば、他のプレイヤーが近寄って救出することで復活できます。また、全員が同時にやられない限りミスにはならず、救出が間に合わなくても、一定時間経過後に復活することができます。
一部のステージではボスが待ち受けています。敵の攻撃がド派手で攻撃範囲が広いので声を掛け合いながら回避して攻撃するタイミングを計りましょう。仲間がやられてしまった時に回避に専念して復活までの時間を稼ぐのか、ダメージ覚悟で仲間を助けるのかの駆け引きが難しく、戦いがいがありました。
■その他ミニゲーム
ミニゲームには2Dアクションやシューティング、障害物を避けるゲーム等様々なものが用意されています。数分で終わるものや10~20分以上クリアに要するもの等、ミニゲームの中にもかなり格差があるように感じました。特に下記の3つはかなり造り込まれていたので楽しめました。
ステージ内には収集要素として金色の謎のオブジェクトが配置されています。分かり辛い所や取り辛い所に配置されていたり、簡単なパズルを解くことで入手出来ます。各ステージ毎に○○分以内でクリアといったミッションが設定されており、ミッションをクリアすることでも入手できるので、やりこみ要素として楽しむことができます。
本シリーズは以前は激ムズ作品として悪名が高かったのですが、本作はオタマジャクシ・カエル・バトルトードの3つの難易度から選択が可能です。3人でカエルの難易度で遊びましたが、アクションゲームが上手い人が1-2人いれば何とかクリアできるレベルだと思います。
全部で25ステージですが、中には1-2分で終わるようなステージもあり、全部クリアするまで5-6時間程度でした。
おすすめポイント
・少しおバカなカエル達
全体的にシュールでツッコミどころ満載の作品です。
戦闘シーンではゲームセンターの筐体を出現させて攻撃する、ミイラになって棺桶を取り出して攻撃する、口からチューインガムを吐き出して敵を行動不可にするなど全体的に意味不明なユニークな攻撃方法が目立ち、戦闘を盛り上げてくれます。意味が分からない攻撃が多数あるものの、全体的に技の出が速くリーチも長いので、攻撃を畳みかけることができ爽快感があります。仲間と連携してコンボを繋いだり、ギリギリのところで味方を救って窮地を脱したときに達成感を感じる等、アクションとして楽しむことができました。
ミニゲームも内容自体はありふれたものばかりですが、どこかシュールで笑ってしまうようなものが多く楽しめます。一部ミニゲームの質の低さとアニメーションのクオリティが高さのギャップに、始終困惑しながらも、なんだかんだ最後まで楽しめました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・3人で遊ぶゲームを探している人
3人で協力して遊ぶことができる貴重な作品です。難易度を選択できたり、ミスしても復活することができるため、初心者から上級者まで楽しめる作品になっています。全体的に軽い軽いノリで進んでいくので、3人で楽しくワイワイ遊びたい人には向いていると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・1人で本作を遊ぶ予定の人
・ベルトコンベアー形式のアクションをメインで楽しみたい人
本作は1~3人でのプレイが可能ですが、協力して謎を解いたり、交互にミニゲームにトライするようなパーティーゲーム寄りの作品です。1人で遊ぶと味気なくなってしまうので、是非友達とプレイすることをおすすめします。
また、ベルトコンベアー形式のアクション部分は全体を通して3割程度とかなり少なめです。ベルトコンベアー形式のアクション目的で買うと肩透かしを喰らうかもしれません。ボリュームも少ないため、コストパフォーマンス重視の人にもおすすめすることはできないと思います。
ここに注意!
また、私がプレイしたPC版では日本語の字幕がゲームシステムや一部のセリフにしか対応しておらず、シナリオの殆どが字幕なしで進みました。英語が早く聞き取りにくいため、余程英語が得意でない限り、ストーリーの把握は難しいと思います。ストーリーもコミカルな要素が多く、ムービーも長めなので、ストーリーに期待している人で英語が苦手な人には向いていないかもしれません。
また、値段の割にボリュームはやや少なく感じました、アニメーションに予算を割かれたのかもしれないですね。
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総括
サイドビュー形式のベルトコンベアーアクションにシューティングや2Dアクション等、様々なミニゲームが追加された作品です。アニメーションのクオリティや戦闘シーンはクオリティが高く楽しむことができましたが、ミニゲームはユニークではあるものの、ゲーム性自体はありふれた数合わせのようなものが多く少し残念でした。ゲームのボリュームも値段の割にはやや少なめなので、動画を見たうえで気になった人は購入すると良いと思います。
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