こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Balatro というローグライク形式のデッキビルド作品を紹介します。ポーカーをベースにしたシステムで、ギャンブル性に富んだ圧倒的中毒性を持つ作品です。ローグライクらしい爆発力を持つインフレや何度も遊べるゲーム性が魅力的な超おすすめの作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Balatro |
対応機種 | Steam, PS4/5(2024年中に発売予定), Nintendo Switch |
価格 | 1,700円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | ローグライク |
開発元 / 発売元 | LocalThunk / Playstack |
一言 | 序盤のバガボンド強すぎない? |
こんなゲーム
ポーカーをベースにしたローグライクのデッキビルド作品です。プレイヤーは1つのトランプを使って8つのアンティ(ステージ)のクリアを目指します。各アンティでは3つの敵が出現し、敵が提示するスコアを超えればクリア、越えることができなければ敗北となります。
プレイヤーはデッキから8枚のカードをドローとしてハンドにし、その中から5枚までカードを選んでディスカード(交換)・プレイをします。スコアはプレイしたカードの役と数字に合わせて、基礎チップ(出した数字の合計)×作成された役の倍率で算出されます。各戦闘ではディスカードは3回、プレイは4回まで可能で、合計スコアが最低スコアを超えるとクリアとなります。
また、スコアは手持ちのジョーカーの効果によってチップや倍率が増加します。ジョーカーは最大5枚まで持つことができ、持っているだけで効果を発揮します。
各アンティの最後の敵は1枚のジョーカーの効果が発揮されなくなる、一部のカードが裏向きでドローされる等のデメリット効果が発揮されます。他のステージよりもクリアに必要なスコアも多いため、ボスのような扱いです。
敵を倒した後はショップでの買い物タイムに突入し、ジョーカーを購入したり、手持ちのデッキのカードの強化・変更・追加をすることができます。
ショップではジョーカーに加えて下記のアイテムが並びます。
- バウチャー・・・アンティ毎に1つ購入できる。ハンド・ディスカード数を増やしたりと強力
- タロット・・・デッキのカードを削除したり数字を増やしたり、スートを変えたりと様々な効果を持つ
- 惑星カード・・・特定の役のレベルを上げて基礎チップと基礎倍率を増やす
- スペクタル・・・ジョーカーをコピーする、複数枚のカードを全て同じ数字にする等、強力な効果のあるレアカード
1プレイは1~2時間程と、クリアまではやや長めです。クリア後は7段階まで難易度の上がったモードで挑める他、特定のジョーカー・デッキで攻略を目指すミッションも用意されています。
おすすめポイント
・圧倒的インフレと中毒性を誇るゲーム性
ジョーカーの種類が150種類と多く、タロットやデッキの効果と組み合わせて様々なシナジーを発揮できます。引き次第ではデッキがほとんど同じ数字やスートになったり、チップや倍率が4桁になったりと派手な展開が待ち受けるため楽しいです。また、ファイブカードやフラッシュハウス(フルハウスのスート統一)等、実際には作れない役も用意されている点も魅力的でした。最初は300点が目標ですが最終的には数百万点を稼ぐゲーム性で、目に見えて数字が増えていくインフレが心地よい作品でした。
ゲーム性がシンプルでスコアも目に見えて伸びていくため、引きが良いと心地よいです。圧倒的な中毒性と複数のデッキや難易度、チャレンジモードの実装にて何度でも遊べるローグライクらしい作品でした。これからもアップデートが予定されているとのことで、今後の更新にも期待しているおすすめの作品です。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ローグライク作品が好きな人
・コストパフォーマンス重視の人
多数のジョーカーや強化要素の組み合わせにより無限大のシナジーや戦略がある作品です。派手なインフレでスコアが爆発的に伸びる点が気持ち良い作品のため、ローグライク作品が好きな人にはおすすめできます。15個のデッキや8段階の難易度、20個のクエストから何度も遊ぶことができます。今後もアップデートが予定されているとのことで、コスパ重視の人にもおすすめできます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・運ゲーに左右される人が苦手な人
・ポーカー特有の心理戦を楽しみたい人
通常の難易度のクリアは運が悪くてもクリアできますが、後半の難易度ではジョーカーの引きを含め、かなり運に左右される作品です。終盤の難易度は勝ちパターンを引くまで序盤のループが必須なレベルのため、運ゲーが苦手な人にはおすすめできません。
目当ての役が完成するかどうかのドキドキは楽しむことができますが、あくまでも個人戦でハイスコアを目指す作品です。ポーカー固有の他のプレイヤーとの心理戦や駆け引きを楽しむような作品ではないため、これらの要素を求める人にはおすすめすることはできません。
ここに注意!
ポーカーがベースなため見た目はかなり地味です。
また、スコアの算出はハンド確定後となるため、重要な場面では手計算でのスコア予測が必要となる点が面倒でした。
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総括
ポーカーをベースにしたローグライク形式のデッキビルド作品です。1セットのトランプから役を作り、目標のスコアを達成しつつ、より強い役を作りやすいようにデッキを組み替えていきます。多種多様な初期デッキやジョーカー、強化要素により何度も遊べるインフレ率・中毒性の高い作品なので、気になった人は是非遊んで見てください!
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