こんにちは、ちゃぶ台です。
今回はBackpack Heroというローグライク形式のRPGを紹介します。バックパックの中に詰め込んだアイテムを活用して敵を倒していくデッキビルド系の作品です。アイテムのしまい方が重要な独特なゲームシステムが魅力的で、多数のアイテムによって何度も遊べる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
#本稿はアーリーアクセス版(2022年9月4日段階)の記事となります。
概要
タイトル | Backpack Hero |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,730円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | ローグライク |
開発元 / 発売元 | Jaspel / Jaspel, IndieArk |
一言 | トゲ強くない?ほぼ全てトゲでクリアしました。 |
ストーリー
家族を救うために古代のチーズを探したり、自身の国を救うために冒険に出るというストーリーですが、ストーリー性は皆無なので意識する必要はありません。どのキャラクターも魔法のバックパックを用いて戦うという点が特徴です。
こんなゲーム
ローグライク形式のRPGで、ターン制のバトルをこなして3つのステージのクリアを目指します。現在は3つのキャラクターが用意されており、キャラクター毎に攻撃方法が異なるため違った遊び方を楽しむことができます。
主人公は毎ターン、3つのエナジーを活用してバックパックの中のアイテムを使います。アイテムは敵にダメージを与えるもの、敵からのダメージをブロックするもの、敵を状態異常にするものなど、様々な効果を持ちます。エネルギーを消費しきってターンを終了すると敵のターンとなります。敵も主人公を攻撃するだけではなく、状態異常を与えてきたり、雑魚敵を召喚することもあります。
戦闘終了時にはランダム選択された新しいアイテムを3つまでバックパックに詰め込むことができます。アイテムはそれぞれ形・サイズが決まっており、バックパック内にしまい込んで自分のビルドとします。しまうために回転させたり、不要なアイテムは諦めて捨てたりしながら先に進んでいいくこととなります。一定数敵を倒すとレベルがあがり、バックアップを拡張することができます。
各ステージは3つのフロアから構成され、イベント部屋やショップ、雑魚敵部屋やボス部屋から構成されています。プレイヤーはマップから好きな部屋に進んでいきます。
ショップや鍛冶屋、宝箱部屋等も用意されています。お金や鍵もバックパック内の1マスを消費することとなるため、時にはこれらのアイテムを捨てていくこともあります。
1プレイは60分程度でクリア可能で、クリア後はエンドレスモードに挑むことができます。現状やりこみ要素は用意されていませんが、4キャラクター目が追加されるなど今後も更新が予定されているため、今後の更新に期待したいと思います。
おすすめポイント
・バックパック内の整理が楽しい作品
アイテムの種類が多く、下記のように配置する位置や使用回数に制限があるアイテムもあるため配置に悩まされます。クセの強いアイテムも多く、強力なアイテムはサイズが大きい傾向にあることから取捨選択にも苦労しますが、その分上手くビルドを組めた時の喜びはたまらないものがありました。
- 配置したアイテムより左側にあるバックパックのマスの数に応じて防御力が増加する
- 特定の種類のアイテムに隣接する場合のみ効果を発揮する
- バックパックの一番下のバスに配置した場合にのみ効果を発揮する
- コストが低く強力だが1ターンに一度しか使えないアイテム
戦闘毎に最大3つまでアイテムを得ることができるため、目当てのビルドに近づけやすい点が魅力的です。アイテムの引き次第ではラスボスまで完封できるといった、程よく運が絡むローグライクらしいゲームバランスでした。
また、キャラクター毎にプレイスタイルが全く異なります。アイテム数が多いことも相まって、何度も遊ぶことができる作品であると感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・デッキビルド形式のローグライク作品が好きな人
斬新なシステムながらも、デッキビルド形式の作品に通ずるものがあるため楽しめます。アイテムの引き次第では相手を圧倒できるゲームバランスで、アイテムの入手機会が多く様々なビルドでクリア可能なため、デッキビルド形式のローグライク作品が好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・複雑なビルドを組むことが面倒だと感じる人
2, 3キャラクター目は性能がピーキーで使い辛いです。先の先まで展開を読む必要がある上に、頻繁に新しいアイテムを獲得し、その度にバックパック内のアイテムを並び替える必要があるため、適当にプレイしてクリアしたい人にはお勧めすることが出来ないと思います。
ここに注意!
毎回チュートリアルをこなす必要がある点が面倒だと感じました。また、戦闘以外のタイミングではいつでもセーブすることができるため、やられてしまってもロードしてリトライできる点がやや特徴的だと感じました。
日本語訳が若干怪しく、一部アイテムの効果が分かりづらいものがある点が残念でした。
類似のゲーム
見つけ次第追記します。
総括
バックパックに入れたアイテムで戦うローグライク形式のRPGです。バックパックの狭さやアイテムのクセの強さに悩まされながら、バックパックを整理することが楽しい作品です。アイテムの種類が多く、キャラクター毎に戦い方が異なるため、何度も楽しむことができます。やりこみ要素が少ない・若干日本語が怪しいという点が目立ちますが、これからも新アイテムやキャラクターの追加が見込まれているようなので、気になった人は是非遊んでみてください!
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