こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は BABA IS YOU というパズルゲームを紹介します。文字やオブジェクトを押す倉庫番形式のパズルで、作った文章のルールが適用される風変わりな作品です。ユニーク且つ怒涛の難問が満載の作品なので、パズルゲームが好きな人は是非覗いてみてください！
それでは早速紹介していきます。
概要
| タイトル | Baba is You |
| 対応機種 | Steam, Switch, IOS, Android |
| 価格 | 1,520円(Steam), 1,500円(Switch), 1,000円(IOS), 770円(Android) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 言語 | 日本語対応 |
| ジャンル | パズルゲーム |
| 開発元 / 発売元 | Hempuli Oy / Hempuli Oy |
| 一言 | ヒント無しには語れない作品でした！ |
ストーリー
特にありません。
トレーラーの動画が非常に分かりやすいので載せておきます。
こんなゲーム
ブロックを押して勝利条件を満たすパズルゲームです。各ステージでは基本的に “BABA IS YOU” という文字列に則り、BABAという4足歩行の動物を動かしてWINのオブジェクトを取得することを目指します。操作は上下左右の移動と1手戻すと非常にシンプルです。
#”基本的に”と記載の通り、ルールによっては別のキャラクターを操作することもあります。
プレイヤーはステージ上の文字を押すことができ、”名詞” “IS” “名詞or特性” の形式に文字を繋げるとオブジェクト(壁やキャラクターの)が違うオブジェクトとなったり、ルールを持つようになります。
例えば、”ROCK IS PUSH” で岩が押せるようになり、”WALL IS STOP” でキャラクターや文字が壁を通り抜けできなくなります。”BABA IS YOU” の状態で “ROCK IS BABA” を作ると、ステージ上の岩が全てBABAになり、これまで動かしていたBABAとBABAに変化したROCKを両方同時に操れるようになります。作られたルールは文字が並んでいる間だけ適用され、並んだ文字を崩すとルールが無くなります。
各ステージでは “FLAG IS WIN” 等のWINを含む文字列を作り、WINのオブジェクトを取得することでクリアとなります。例として1つのステージをクリアする動画をまとめてみました。
上記では “FLAG IS STOP” のせいで、旗に囲まれた部屋から出ることができませんが、”FLAG IS STOP” の文章を崩すことで、ルールが無くなり外に出ることができます。そのまま、”FLAG IS WIN” の並びを作ることで旗がゴールとなり、入手してクリアしています。
各ステージでは変更できない最低限のルールが用意されていますが、ステージ毎に内容が異なります。あるステージでは岩に当たるだけでミスとなったり、扉にBABAが当たると扉が開く代わりにBABAが消えてしまったりとステージ毎にユニークなルールが用意されていました。
“BABA IS YOU” の文字を崩してプレイヤーが操作するキャラクターが居なくなってしまったり、物理的にクリアできなくなってしまった場合は、リトライや一手戻るで好きな所からやり直すこととなります。プレイヤーの操作は全て記録されており、何手でも戻すことができるため、分岐点となる部分まで好きに戻せる点は非常に快適でした。
エリアは10個以上用意されており、各エリアに毎に新しい特性が増えていきます。各エリアで一定数のステージをクリアすることで次のエリアに進むことができます。
ステージは計200以上も用意されており、マルチエンディング制になっています。各ステージには制限時間や残機の概念はありません。上手く進めた時は数分でクリアできる一方、ドツボにハマると30分～数時間以上クリアに要することも多々ありました。
おすすめポイント
・難問、難問、そして難問。
基本ルールはシンプルなのですが、出現する文字の種類が形容詞、前置詞、否定詞等多岐に渡り、難易度は高めです。エリアが進むと下記のような新しいルールが追加されていくため、徐々に複雑になっていきます。
■例
- A HAS B ・・・Aが消滅すると中からBが出てくる
- A IS MOVE・・・Aが1手につき1マス移動する
- A IS NOT PUSH・・・Aは押せなくなる
- A IS TELE・・・A上の物体を、別のTELEのマスにワープさせる
- A MAKE B・・・Aの上に何も乗っていない時、Bを同じ向きに作り出す
“WALL IS YOU” で多数の壁をプレイヤーが同時に操作したり、MAKEを使って1手毎に操作するBABAが増えたりと、シュールな展開がクリアに結びつくことも多く、楽しめました。
狭いステージの中でやりくるするシステムではなく、広い盤面でゴールできる手法を探し出す事を目的とするようなゲーム性でした。同じ文字を何度も使いまわしたり、操作するキャラクターを切り替えたりと、様々な発想や閃きが求められます。難問続きですが複数の解法が用意されているステージやクリアできた際に納得できるステージが多く、可愛らしいデザインを含めて全体的に質の高い作品だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・パズルゲームが好きな人
・難問に挑みたい人
特徴的ではありますが、正統派の倉庫番ゲームです。次々と追加されるルールを上手く駆使する頭の柔軟さや、論理的思考が必要になります。頭を悩ませる問題が目白押しなので、パズルゲームや難問が好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、ヒントを多用しない場合は長時間遊べる作品です。コストパフォーマンス重視の人にもおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・手軽なパズルに挑みたい人
難易度が低いのは序盤のみで、中盤以降はひたすら難問が連続します。200問以上用意されているものの、1問に数十分～数時間かかることがザラにあるため、高難易度のパズルゲームが苦手な人、手軽にパズルゲームに挑みたい人にはおすすめすることはできないと思います。
ここに注意！
序盤のチュートリアルを除くと難易度は高めです。ヒントは機能は無いですが、少しずつヒントを出してくれる外部サイトがあるので活用してもよいかもしれません。
英文を作成しますが、英語の知識は不要なのでそこはご安心ください！
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総括
プレイヤーがルールを改変しながらステージクリアを目指す倉庫番ゲームです。文字を動かして “A IS B” の形を作ることでオブジェクトや特性が変化します。バラエティ豊かな文字・ルールのおかげでユニークかつ良問・難問が200問以上収録されています。とことん難しいパズルに挑みたいにはおすすめできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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