こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Archvale という 2D アクションの紹介を行います。見下ろし型の全方向探索アクションで、沢山の武器や装備を活用しながら、敵が放つ弾幕に挑むアクションシューティングです。戦闘を重視したゲーム性で、緊張感のあるバトルを気がすむまで楽しむことができるため、アクションゲームが好きな人は必見です。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Archvale |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,520円(Steam) |
プレイ人数 | 1-2人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, 2D シューティング, ハクスラ |
開発元 / 発売元 | idoz & phops / Humble Games |
一言 | ラスボス戦で心が折れるかと思いました。 |
ストーリー
かつて凶悪な王が国土を支配し、立ち向かう者はすべてその恐怖に屈した。王自身と、Archvaleへ続く伝説のアーチは、怪談話の格好の題材となり、神話となって語り継がれた。今や王の名残りとなったものは、その呪いによって永遠の囚人となった「不死者」達だけだ。
不死者を倒し、王が残した闇から世界を救えるのはあなただけ。様々な地域を旅しながら、アイテムを収集および作成することによって、より強力な武器や装備があなたのものになる。これらのアップグレードを駆使して、敵の大軍を打ち負かし、Archvaleへと続く神秘のアーチの真相にたどり着こう。
こんなゲーム
見下ろし型の全方向 2D アクションゲームです。主人公の少年を操り、世界から闇を祓うため、Archvaleへの架け橋となる7つのアーチの欠片を集めます。操作は移動・ダッシュ(回避)・攻撃・爆弾の設置・武器の変更・回復です。
武器は大まかに剣や斧などの近距離武器、弓矢や銃などの遠距離武器、属性攻撃が付与される魔法武器が用意されています。武器毎に攻撃力や攻撃範囲、追加効果が異なり、戦闘中は武器を自由に切り替えることができます。ダッシュは敵の攻撃を回避することができ、3回まで連続で繰り出すことができます。時間経過で再度繰り出せるようになりますが、ゲージの回復には少し時間を要するため、考えなしに繰り出すといざという時に使えないので要注意です。
爆弾は一定時間後に爆発して広範囲に大ダメージを与えます。通常攻撃にも爆弾にも弾切れという要素はないため、心置きなく攻撃をぶっ放すことができます。
本作はマップが細かく区切られており、マップに出現する敵を全て倒すことで隣接したマップに進めるようになります。事前にマップの形が分かっているため、ひたすら立ち塞がる敵を倒して未開拓のマスに進んでいくシステムです。
冒険中にはポーションを用いて体力の回復を行うことができます。ポーションは一度に持ち運びできる数が決まっていますが、マップ上に配置された泉(セーブポイント)で体力を回復し、回復アイテムを補給することができます。泉間でワープすることができる他、初めて辿り着いた泉では攻撃力・防御力アップのステータスを受け取ることができます。
敵を倒すとお金や素材を獲得することができます。村では集めたお金で新しい装備やハートの欠片を購入したり、素材を用いて新しい装備を作成することができます。
また、武器の他にバッジを装備することができます。バッジは攻撃力や体力の増加、ポーションの回復量増加といった効果を得る事ができます。バッジにはコストが設定されており、コスト内の範囲で入手したバッジを自由に組み合わせて装備する事ができます。
一部マップには繰り出される弾幕の中でクリスタルを回収するミニゲームも用意されています。クリスタルを全て回収するとクリアとなり、報酬の装備をもらうことができます。最初は簡単ですが、徐々に難易度が上がっていき、最後は非常に難しくなるため覚悟が必要です。ミスしても最低限のダメージで済む点、ミスしても一瞬でリトライできる点、クリアできなくてもストーリーには一切影響がない点が好印象でした。
王の元に続くアーチを開けるための欠片を守るボスとの戦闘もあります。厳しい戦いを強いられますが、ボス撃破後には最大体力が増加するハートの欠片やポーションの保持数を増加させるアイテムを入手することができます。
残機といったシステムは無く、体力がなくなると所持金が半分となり、セーブポイントに戻されます。難易度はイージー・ノーマル・ハードコアの3段階から選択可能で、エンディングまでは8-11時間程度で到達可能です。隠し要素などは一切無いため、やりこみ性には欠けると思います。
おすすめポイント
・戦闘を最重視したゲームシステム
本作はテンポよく戦うことができるように配慮された作品に仕上がっています。マップ上で迷子になったり、キーアイテムを探したり、お使いイベントを頼まれたりと、面倒に感じるイベントが一切ない点が特徴的です。ひたすら新たなマップに進み、戦闘を行うようなゲーム性となっており、新しい村についても買い物とセーブが終われば、すぐに次のマップに進んでも問題がないようなシステムのため、アクションゲームが好きな人にはたまらない作品だと思います。
セーブポイントの間隔が絶妙で、前回のセーブポイントに戻るか戻らないか悩み始めるところで次のセーブポイントに到達できるため、常に緊張感を持った戦いに挑むことができます。操作性も良く、武器の種類が豊富で、仕様上、次々と武器を切り替えていくこととなるので、敵毎に武器を使い分けたり新たな武器の魅力を発見する部分が魅力的でした。
・2人プレイ協力に対応
本作は 2P での協力プレイにも対応しており、Steam 版であれば Remote Play Togetherにも対応しております。ポーションや体力が独立しているため、攻略が有利になります。ただし、2人プレイの場合はセーブデータ作成時に2人プレイを選ぶ必要があり、既に1人プレイで作成したセーブデータでプレイを進めることはできない(と思います)のでご注意ください。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ひたすら弾幕系シューティングに挑みたい人
・高難易度アクションが好きな人
探索やストーリー性は極限まで省かれており、ひたすら敵を倒してマップを突き進むようなゲームシステムです。マップの形が事前に分かっているため迷子になることは一切なく、隠しマップやアイテムを探すという要素も一切ないので、戦闘に明け暮れたい方や弾幕シューティング・アクションが好きな人にはお勧めできると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・弾幕アクションが苦手な人
・ストーリーに惹かれた人
全体的に難易度は高めです。難易度ノーマルでも後半は弾幕の密度が異様に高く、高体力でのごり押しが必須となります。マップ内の強化アイテムを全て取りつくし、装備を固めてもラスボスで苦労する人がいるレベルなのでアクションゲームが苦手な人にはお勧めできないかもしれません。
また、ストーリーの掘り下げや補足が少ないため、ストーリーを楽しみにしている人にはお勧めできないと思います。
ここに注意!
後半は敵の弾幕の密度が高く、敵の攻撃を避けるというより、被弾を最小限にする立ち回りが求められます。全ての攻撃を避けきることは到底かなわないのでご注意ください。また、被弾後の無敵時間という概念がほぼなく、体力と回復ポーションを盾にしたゴリ押しでの戦いを強いられることが多い点が賛否両論点かと感じました。
類似のゲーム
Enter the Gungeon・・・アクション性は似ているローグライク形式の1000回遊べるアクションシューティング。紹介はこちら。
総括
見下ろし型の全方向型の 2D アクションゲームです。主人公を操り片っ端から敵を倒してマップを開拓していきます。操作性が良好で、様々な武器や装備を自在に使い分けてテンポよく進んでいくため、最後まで飽きを感じることなく楽しめました。やりこみ要素が皆無な点がやや残念でしたが、お腹いっぱいになるまで弾幕アクションシューティングを楽しむことができるので、気になった人は是非遊んでみてください!
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