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Among Us 宇宙の果てで騙し合い!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Among Us を紹介します。別名、「宇宙人狼」と呼ばれる作品で、発売自体は2018年ですが、昨年あたりから爆発的に大ヒットし、累計2億以上DLされている超弩級の作品です。プレイヤー同士の駆け引き・騙し合いが非常に面白く、非常に中毒性が高いフリーゲームなので、人狼系のゲームが好きな人は是非遊んでみてください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルAmong Us
対応機種Steam, PS4/PS5, XBOX, Nintendo Switch, IOS, Android
マルチプラットフォームでの通信プレイに対応
価格520円(Steam), 420円(Switch), フリーゲーム(IOS, Android), 550円(PS)
プレイ人数4-15人(マルチプレイ対応 / ランダムマッチ対応)
言語日本語対応
ジャンル(2D アクション・)推理ゲーム・フリーゲーム
開発元 / 発売元Innersloth / Innersloth
一言一番難しいタスクは友達を集めること。

ストーリー

特になし。

プレイヤー達が乗り込んでいる宇宙船が壊れてしまいます。
クルーに紛れるインポスターを見つけ出して排除しながら宇宙船の修復を行いましょう。

こんなゲーム

所謂人狼的なゲームにアクション要素が加わった作品です。プレイヤーはクルー(乗組員、村人)とインポスター(詐欺師、人狼)の2つの陣営に分かれてそれぞれの陣営の勝利のために戦います。

自分の陣営はゲームの開始時に表示されます。クルーの場合は自分以外のプレイヤーの役職は分かりません。インポスターの場合は、相方のインポスターの名前が表示されますが、この情報は他のプレイヤーには伝えないようにしましょう。
#参加者が 4-7 人の場合はインポスター1人、8人以上の場合はインポスター2人が一般的です。

この場合はクルー(村人陣営)

それぞれの陣営の勝利条件は下記のとおりです。下記のいずれかが満たされた時点でゲームが終了します。

・クルーの勝利条件

-クルー全員が用意されたタスクを完了する
-クルーに紛れたインポスターを全員特定し、追放する

・インポスターの勝利条件

-クルーを殺害し、クルーの生存者の数をインポスターの生存者の数と同じにする
-クルー陣営が破壊工作の修理に失敗する

クルーの場合、タスクの完了・インポスターの特定がメインの仕事となります。

クルー陣営の行動

■タスクの完了について

村人側の勝利条件はクルー全員のタスクの完了です。1人ずつ個別のタスクが割り当てられるので、マップや左上のナビを目印に未完了のタスクの元に訪れます。タスクはミニゲーム形式となっており、所定の位置をクリックしたり・ドラッグ&ドロップすることでクリアできます。簡単なものが多いですが、時には一度訪れた後に再度訪れる必要があるものや、離れた場所の情報を使うもの等、やや複雑なものも存在します。

タスクの場所は黄色く光る。マップからも確認可能。
クリックするとミニゲームが始まる。これはボトルを掴んで給水口に差し込むだけ。

これは同じ色の配線を繋げるタスクです。親の顔より見た光景。

タスクを完了すると左上のゲージが溜まっていきます。自分が死んでしまってもクルー陣営が勝ちになればゲームには勝利できるため、死んだ後もタスクをこなして自分の陣営に貢献しましょう。

■インポスターの特定について

もう1つのクルー側の勝利条件である “インポスターの追放” をクリアするための行動です。様々な部屋を巡って殺人が起きていないかどうか、怪しい行動をとっている人がいないかどうか等を探します。後述する会議の場で自分が見たもの、会った人を話せるように、行動中に起こった出来事は極力記憶しておきましょう。

各ステージには特定の場所の状況を監視カメラで確認できるセキュリティールームや、それぞれの部屋にいる人数がわかる端末が用意された管理室(アドミン)等、情報を得るためのギミックが用意されています。これらも用いて死体や怪しい情報がないかを探しましょう。

管理室(Admin) ではそれぞれの部屋にいる人数が分かります。覚えておけたら強いです。

インポスター陣営の行動

インポスター陣営にはタスクは用意されていません。タスクをこなしているフリをしながらクルーの殺害とサボタージュを行うことで勝利を目指します。

■殺害について

近くにいるクルーを殺害することができます。殺害後は死体が残ってしまうので、見つかりにくい所で犯行に及びましょう。殺害後はクールタイムが適用され、クールタイムが終わるまで次の殺害をできないため、上手く潜伏したり後述のサボタージュを使うことで時間を稼ぎましょう。

Killボタンを押すと血しぶきと共に一瞬でクルーを死体に変えてしまいます。

■サボタージュについて

インポスターはサボタージュという行動を起こすことで、扉を締めたり、破壊工作を起こしてクルー陣営の妨害を行うことができます。使い方は簡単でサボタージュボタンから、ステージ内で妨害を行う場所を選択するだけです。扉を閉めると部屋間の移動を一時的に制限することができます。

各サボタージュにもクールタイムがあるため、連続で繰り出すことはできません。

停電を起こすとクルー側の視野が狭くなります。インポスター側は視野が広いままなので、闇に乗じてクルーを暗殺しましょう。

停電は電気室でブレーカーを上げることで治すことができます。

また、酸素妨害(O2)・原子炉妨害(メルトダウン)を選択すると全員に緊急タスクが告知されます。クルー陣営は時間内に特定の場所に移動し、壊れた機材を治す必要があります。
所定時間内に修理が完了しなかった場合、その時点でインポスター側の勝利となります。

原子炉の修理は同時にボタンを押す必要があるため、修理を行うには2人以上のユーザーが必要です。

緊急タスクを修理する場所には必ず人が集まるため、殺人現場と離れた場所で破壊工作を行って死体の発見を遅らせるというような使い方も可能です。

各サボタージュにはクールタイムがありますが、適用に使ってもとりあえず時間は稼げるものなので、慣れないうちはゲージが溜まり次第とりあえず使っておくことをおすすめします。

■VNET について

インポスターは VENT (通気口)というショートカットを使って、マップを大幅に移動することができます。アリバイの工作に非常に役立ちますが、入るところを見られたり、クルーではあり得ない短時間での大距離移動を他のクルーから指摘されてしまうと一発でインポスターであるとばれてしまうので、使いどころを見極めていきましょう。

殺害後は死体から離れたいですね。

会議と投票について

誰かが死体を見つけたり、カフェテリアという部屋のボタンを押すことで、生き残っている全員をカフェテリアに集めて会議をすることができます。ゲーム中は本会議でのみ他のプレイヤーと会話することができます。通常、チャット・クイックチャット、通話での会話で誰がインポスターであるかを議論し、投票します。

クルーの場合は、自分が持っている情報を正確に伝えながら、自分がインポスターではないことをアピールします。また、他のユーザーの視認情報等を組み合わせて、誰かが嘘をついていないかを考慮してインポスターを特定しましょう。

インポスターの場合は、自分・相方のインポスターの犯行がばれないように乗り切りましょう。他のクルーに罪を着せたり、アリバイを偽ったり、話の要点をずらして会議の時間を消費することが一般的です。あまり嘘はつかずに真実に少しだけ嘘を混ぜることが効果的だと思います。

会議中に各ユーザーは怪しいと思ったユーザーに投票することができます。参加者の過半数の票が1人のユーザーに集まった場合、そのユーザーは追放されて死者となります。インポスターの数を減らせるのは投票のみなので積極的に投票したいところですが、誤ってクルーを追放すると大きな痛手なので気を付けましょう。

記名投票・無記名投票は設定から変更可能です
怪しいプレイヤーは宇宙空間にポイーッ

死んでしまったても、ゲームの終了条件が満たされていない場合には、死者として自分の陣営のクリアに貢献することができます。死者側は生きているユーザーを視認できますが、生きているユーザーは死者が見えないような仕組みになっています。

クルーの場合は、未完了の自分のタスクをこなすことができます。クルーの勝利条件の “全員のタスクの完了” には死者のタスクも含まれるので、クリアがまだの場合は最優先で終わらせておきましょう。

死んだあとは壁を通り抜けられるのでスムーズにタスクをこなせます。

インポスターの場合は、死んだ後もサボタージュで生きているクルー陣営の妨害工作が可能です。クルーを閉じ込めたり停電などを引き起こして仲間のインポスターのアシストを行いましょう。

仲間のインポスターについて回って支援するのもあり。

人数にもよりますが、1試合の所要時間は5分-30分くらいです。

おすすめポイント

・奥が深い騙し合いの世界

クルー陣営の時はインポスターが誰かを推理することが、非常に楽しいです。他のプレイヤーの行動に怪しい所が無いか、殺人の場所やタイミングの証言に矛盾がないか等、考えることが多数あり、時間がどれだけあっても足りないです。その分、上手くインポスターを追放し、勝利を迎えた時の達成感は最高です。

人数が減った時のドキドキ感はやばいです。

インポスター陣営の時はもっと難しいです。クルー側のタスク完了までの制限時間の中、刻一刻と変化する状況下でクルーを殺害して容疑者から外れる必要があります。

インポスター側で勝利を納めるのはやや難しいですが、勝てた時の喜びは凄まじいです。敢えてインポスター陣営が不利となる行動を取る(死体を報告する、緊急タスクを修理する、仲間に投票する)ことでクルーであることを他のプレイヤーにアピールするなどの戦略もあるため、立ち回りは無限大です。

どちらの役職も思うように議論できない場合や上手く自分の陣営に貢献できない場合もあります。そのたびに “こうすればよかったのか” と反省するとともに、このゲームの奥深さに気づかされて、リトライしたくなってしまう中毒性の高い作品だと感じました。

・様々な遊び方が可能

ステージは4種類でそれぞれタスクの内容や部屋の構成、施設のギミックが異なります。参加人数や残り人数に応じても立ち回りが変わってくるため、様々な展開を楽しむことができます。

加えて、ここでは詳しい説明は割愛しますが、鬼ごっこなどの本来想定されていないであろう遊び方も楽しむことができます。

更に、PC版ではModを導入することで追加ルールを適用することができます。非公式のModとなりますが、人狼でお馴染みのてるてるや狂人の役職を加えて遊ぶことができるため、カオスなゲーム展開となります。追加方法や詳しい説明は下記の記事をご確認ください。

遊べるモード – ShoboSuke / しょぼすけ Wiki – atwiki(アットウィキ)

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・人狼系のゲームが好きな人

プレイヤー間の騙し合いが主題のゲームです。他のプレイヤーの意見を聞いて推理することが好きな人や、他のプレイヤーをだまして思い通りの展開を作ることが好きな人、他のプレイヤーとコミュニケーションをとることが好きな人にはハマると思います。

ゲーム性としては人狼やProject Winterに似ている部分が多いので、これらが好きな人はプレイすることをおすすめします。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・1人でのんびりプレイしたい人
一緒に楽しむ人がいない人

ゲームの性質上最低でも4人は必要ですが、人数が多ければ多い程楽しいゲームです。野良(オートマッチ)でも十分楽しめますが、迷惑な行動をとる人がいたり、十分にチャットで意思疎通を取れないことも多いことから、気の合う仲間とボイスチャットでプレイすることをおすすめします。15人集めるにはややハードルが高いですが、集まった時の楽しさはひとしおなので是非参加者を集めてみましょう。

ここに注意!

1-3人では遊べません。また、1人1台プレイする端末とゲームが必要となり、インターネット環境も必要となります。

会議中は “ローラー”や”ダブルキル”、”白確” といったスラングが多く使われます。事前に単語の意味や最低限の立ち回り、タスクの内容などを確認の上でプレイすることをおすすめします。タスクは1人モードのフリープレイで確認することができます。

インポスター側は基本的に嘘をつく必要があるので難しいです。場数をこなして練習あるのみですが、配信者等のプレイ動画や攻略サイトを見て勉強することも有効だと思います。

類似のゲーム

Project Winter・・・雪山人狼と呼ばれるゲーム。こちらもいずれ紹介します。

総括

クルー陣営・インポスター陣営に分かれて互いの陣営の勝利のために戦うPvP(プレイヤー同士の戦い)形式の作品です。人狼と違い、アクション性がある点、自発的に情報を収集しに行くことができる点、死んだ後もゲームに参加できる点等から、世界中から愛されている作品です。どちらの陣営でもプレイヤー次第で様々なドラマが起きて毎回異なる結果となるので、参加者さえ集まれば長時間に遊ぶことが可能です。

スマホ版の場合は無料でDLできるため、まずはスマホで参加してみて、面白いと思ったらModの使用可能なPC版の購入をおすすめします。

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