こんにちは、ちゃぶ台です。
今回はエイリアンクルーズというシューティングゲームを紹介します。野菜が乗る宇宙船を操り、エイリアンがひしめき合う惑星を探検するゲームです。開発元の ORENDA は ISOLAND のようなシュールで独特な手書きイラストに定評があり、本作のトレーラーからも面白そうな雰囲気を感じたので楽しみにしていたのですが・・・
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | エイリアンクルーズ(AlienCruise) |
対応機種 | Nintendo Switch, XBOX |
価格 | 1250円(Switch), 1050円 |
プレイ人数 | 1-2人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D シューティング |
開発元 / 発売元 | ORENDA / ORENDA |
一言 | 個人的に好きなテーブルゲームを載せておきます。 本作とは一切関係はございません。 |
ストーリー
舞台は近未来の地球です。自然環境の悪化により地球は滅亡の危機に瀕していました。とある科学者が、他の惑星に生命が存在していることを突き止めます。人類存命への手がかりとするため、宇宙飛行士のエリート達(野菜)が宇宙船を操り、他の惑星を探索します。彼らは待ち受けるエイリアンを蹴散らし、地球存続の道を切り開けることができるのでしょうか。
こんなゲーム
サイドビュー形式の 2D シューティングゲームです。(何故か)野菜が搭乗する機体を操り、様々な惑星を探索していきます。操作は移動・ショット・ボム・高速移動と非常にシンプルです。
ステージ選択画面で探検先となる惑星を選択し、9つの惑星全てを攻略するとゲームクリアです。各ステージでは強制スクロールに合わせてステージを進んでいきます。(何故か)どこの星の生物も主人公たちに敵対的なので、単身で各惑星を制圧していきます。敵を倒すことでライフやバリアやボム・武器の強化などを行えるアイテムを拾うことができます。
この手のゲームでは珍しく、アーケード制ではなく、ゲームオーバーとなっても何度でもセーブポイント(マップが切り替わりロードが入るタイミング)からやり直すことができます。死亡時は持っている強化アイテムをその場に落とすため、復活後に取得することで再度死亡前の状態に再強化をすることが可能ですが、ゲームオーバーになってしまうと最弱状態で復帰するため、場所によっては敵の攻撃が激しい所で復活し、ゲームオーバーを繰り返してしまう場合があります。
ステージは 9 ステージと少なめですが、一つ一つのステージのボリュームが多く、(難易度も高いため)全クリには7時間程度要しました。
おすすめポイント
・どこまでもシュールな世界観
ORENDA らしい、シュールな手書きのイラストでゲームが進行し、沢山のエイリアンや機械生物がお出ましします。敵の種類が非常に多く、様々な星で未知の生物と出逢うことから探索している感を楽しむことができます。不可解な敵やステージギミックの予想だにしない動きに混乱させられること間違いなしです。命がいくつあっても足りないと感じましたw
・2人プレイでの協力プレイが可能
ありがたいことに 2人プレイでの協力プレイが可能です。1人ではクリアできないところも 2 人で挑めばクリア可能もしれません。励ましあうという意味も込めて、2人で遊ぶ方が精神衛生上おすすめだと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高難易度のシューティングゲームが好きな方
見た目からは想像がつきにくいですが、難易度は高めです。何度もコンティニューできるからか、後半に出現するステージは敵の攻撃がかなり激しいです。高難易度のシューティングゲームが好きな方はハマるかもしれません。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・忍耐力のない人
・爽快感を求める人
下記に記載しますが、初見殺しや理不尽な判定が多く、クリアには相当の忍耐を求められます。また、演出面は非常に地味で、全体を通して盛り上がりにも欠けます。ボスを倒しても、「あっ、終わった」という感じのテンションで進むため、正直爽快感は皆無です。滅茶苦茶面白い・ユニークなゲーム性という訳でもないゲームなので、(個人的にですが)本ゲームを頑張ってクリアする意義は薄いと感じました。
ここに注意!
いい所ばかり紹介してきましたがいまいちだと感じた部分を書き連ねていきます。(個人の感想です)
- キャラの魅力が皆無
・・・野菜の意味が特になく、設定を持て余している感じが目につきます。 - 自機の当たり判定の分かり辛い・死んだ後の復帰が異様に早い
・・・見ての通り自機が横長で、自分の当たり判定が分かり辛いです。また、ミスの後の復活が異様に早く、ミス時に敵弾が消えないため、連続でミスしてしまうことが多いです。少し不親切だと思いました。 - 初見殺しの多さ
・・・初見では気がつくと死んでいる事もよくあります。ゲームオーバー後の立て直しが難しい点も踏まえて理不尽さを感じました。 - ストーリーの薄さ
・・・耐えに耐えてエンディングに到達したところで、反応に困るスチルが出てきてエンディングがすぐ終了する落ちでした。もう少しその後の展開を掘り下げてほしかったですね。 - 「惑星タイタン」のバグ判定
・・・下記で詳説します。
一部の敵の当たり判定が完全にバグっています。中々酷い有様でした。。。
ゲームオーバーとなってしまってもこのボスの前からすぐに再開できるのですが、かれこれ2時間以上かけても倒すことができず本当に苦労しました。動画に例を載せてみましたが、死んだ後の自分の冷静さに笑ってしまいますねwもしクリアを狙う方がいたらこのボスまでに残機とボムをため込み、一気に開放しましょう。
類似のゲーム
見つけ次第追記します。
総括
サイドビュー形式の 2D シューティングゲームとなります。イラストは ORENDA らしくユニークなテイストで、探検自体は楽しいですが、如何せんシューティングゲームの要素が微妙です。全体的にもっさり・造り込みが甘い・爽快感に欠けると、やや微妙な作品でした。(個人の見解です。)気になった方は任天堂サイトの PV を確認したうえで購入することをおすすめします。というか PV ですら 54 秒頃にバグ判定で死んでるぞ。。。
コメント